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INI File
|
1995-08-16
|
8KB
|
183 lines
[taskmana.doc]
タスクマネージャ
タスク・マナ
taskmana.exg by 機拡
■はじめに
シェル上で動くタスクマネージャです。
このタスク・マナは、Waku氏のEIN(TM)ランチャーとメルキュール氏のGL.EXGと組んで、
重たいTMENUの替わりに使うために造られました(まだ完成してないけど・・・)
■主な特徴
1.マウスカーソルを画面の左上に移動する事によって、いつでもWAKEできる
2.10個までのタスクを常にリストに表示する事が出来る
3.上記のリストから、WAKEするタスクをワンクリックで直接指定できる
4.上記のリストから、右クリックでタスクを強制終了することができる
5.好きなアプリケーションをメニューバーに登録することが出来る
6.しかも、上記のメニューは階層化もできる
7.巨大なアプリを起動するときに、アクセサリを一時終了させる、
と言うようなことが、簡単に実現できる(?)
8.command.comにコマンドを送る事ができる
9.と、いうことは、シェル上から、(軽~い)EXE,COM,BATを実行できる
10.が、しかし、コンソールの文字が見えなかったりする・・・
11.と、言うわけで、あちこち未完成だったりする・・・
12.だから、メモリチェックなんかもしてないので、リッチな環境で実行しましょう
■使い方
ネ準備
EIN(TM)ランチャーとGL.EXGをインストールして、TMENUを追い出してから、
GSTART.CNFの最後に
LOAD = e:\taskmana.exg
というような一行(e:\はインストールしたディレクトリを記述する)を追加すれば
Townsシェル起動時に起動します。
タスク・マナは、起動時に自分と同じディレクトリにある、taskmana.mnuを、
読み込みます。この時に、taskmana.mnuが無かったり、ファイルの中身が
正しく記述されてなかったりした場合には、うんともすんとも言わずに終了
してしまうので、注意してください。
taskmana.mnuの書き方については、付属しているtaskmana.mnuのコメントを参照
してください。
また、コマンドダイアログからcommand.comにコマンドを送るときは、
AUTOEXEC.BATとTMENU.BATに以下の変更を加えます
AUTOEXEC.BATの変更点
変更前:CONTROL -v -p -callbuf 32
変更後:CONTROL -v -p -callbuf 32 -maxreal ffffh
~~~~~~~~~~~~~~追加する
TMENU.BATの変更点
変更前:D:\control -p -callbuf 32
変更後:D:\control -p -callbuf 32 -maxreal ffffh
~~~~~~~~~~~~~~追加する
この変更を加えることで、シェルでの使用可能メモリが200~300Kbytes程度
減りますが、余りメモリを必要としないEXE,COM,BATファイルがシェルから
直接実行できたり、cd,mdなどのコマンドが使用できるようになります。
(ただし、High C付属のGXCONSDX.EXGやWaku氏の「エセ統合環境GDEV」等がないと、
console入出力が見えないので、キー入力が必要なアプリの使用は難しいと
思います)
ネオプション
オプションは使用しません。
ネ操作方法
┏━━━┳━━━━┳━━━━━━┳━┓
┃た3 ▼┃ファイル ▼ ┃アプリケーション ▼┃終┃ ハ[1]トップバー
┣━━━┻━━━━┻━━━━━━┻━┫
┃┌───────────────┐┃
┃│taskmana By 機拡│┃ ハ[2]アプリリスト
┃├───────────────┤┃
┃│EIN(TM)ランチャー by Waku│┃
┃├───────────────┤┃
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
┃├───────────────┤┃
┃│------------------------------│┃
┃└───────────────┘┃
┃┌───────────────┐┃
┃│Townsシェル │┃ ハ[3]シェルボタン
┃└───────────────┘┃
┃ アプリの数:005┃ ハ[4]アプリ数表示
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
[1]トップバー
た3: 開発中なので妙なタイトルですが、アバウトと終了が入っています
アバウトには、フリーメモリの表示がついています
ファイル: 中には、実行と圧縮とリスタートの3つのメニューが入っています
実行を選択すると、コマンドダイアログ(詳細は後述)が現れます
圧縮は、現在未対応なので、選択しても何も起こりません
リスタートは、退避しているアプリがある時に選択すると、退避して
いたアプリを再起動します
アプリケーション:ユーザーがtaskmana.mnuに登録したアプリメニューが表示されます
終: タスク・マナを終了します
[2]アプリリスト
アプリが、画面上の順番と同じように10個まで表示されます
この表示はボタンにもなっていて、左クリックで、そのアプリが
画面の一番手前に来ます。右クリックで、そのアプリを強制終了
できます。
[3]シェルボタン
現在のシェルの名前が表示されています。
左クリックで、タスクリストを表示します。
ところで、何故わざわざシェルの名前を表示するかというと、
実はTownsシェル以外のEXGを動かす環境で実行すると別の名前が
シェルの名前に登録されていることがあるからなんです。
[4]アプリ数表示
シェルを除いたアプリ数を表示します。
ツコマンドダイアログ
コマンドダイアログは、選択されたファイルの拡張子によって異なった
動作をします。
(1)拡張子がEXGのとき
EXGプログラムとみなし、起動します
(2)拡張子がEXPのとき
EXPプログラムとみなし、メルキュール氏のGL.EXG(タスク・マナと同じ
ディレクトリにおく)を使ってオーバーレイ実行します
(2)拡張子がEXG,EXP以外か、拡張子が無いとき
command.comに、コマンドとして送ります
ネその他
タスク・マナは、16・256・32768色モードで、表示されます
■注意
このタスク・マナを利用した事によって被ったいかなる損害も、作者は補償
しない事を、あらかじめお断りしておきます。
このプログラムを開発するに当たって、
EIN(TM) Project Teamの「天晴CD」用「EIN(TM)プロジェクト 基本セット」を、
使用させて頂きました。このような素晴らしいライブラリを公開して頂きまして、
有り難うございます。
■ファイル構成
-+-- TASKMANA.EXG ・・・・・ プログラム本体
+-- TASKMANA.MNU ・・・・・ アプリケーションメニュー定義ファイル
+-- TASKMANA.DOC ・・・・・ このファイル
+-- TASKMANA.GGG ・・・・・ 概要ファイル
+-- <<SRC>> ・・・・・ ソースファイル等
■開発環境
Computer :FM-TOWNS2 CX20
Memory :8 MBytes (2+4+2)
HardDisk :540 Mbytes (外付け)
Compiler :High C Compiler マルチメディア開発キット V1.7 L13
Library :EIN(TM) library
■動作確認
Towns-OS V2.1L50 のSHELL上で動作します。
■使用規定
本作品は、私、機拡が著作権を有します。よって、私に無断で、商利用する事を
禁止します。
サークル内での会員への配付やNETへの転載に際しては、以下の条件を満たし
ていれば、私に連絡せずに、転載や配付を行っていただいて結構ですが、危険かつ
実用性の低いプログラムですので、あまり配付することはお勧めできません。
1 ・・・ 実費の範囲で提供されていること。
2 ・・・ プログラムや、ドキュメント類を改変していないこと。
3 ・・・ 全ファイルがそろっていること。ただし、SRCディレクトリ配下のファイル
は無くてもよい。(勿論、そろっている方が好ましい)
その他、個人的利用を越える際には、事前に許可の申請をお願いいたします。
連絡の取り方は、Q:\DOC\FREESOFT.TXTに書かれているはずです。
以上
■変更履歴
1995. 5. 9 開発開始
1995. 5.25 色数無依存処理をEIN(TM)の処理から32k・16m色に完全対応(?)した、
独自の処理に変更
1995. 8.16 今日現在も開発途中だったりする。しかし、浪人なので次のフリコレにも
完成版を応募できない可能性が大。でも、最近、雑誌で「Windows95の
Towns版を富士通が開発して、発売する」と言う記事を読んだので、この通
りになれば、Townsユーザーでありつづけると思うので、フリコレが無く
ならない限り、いつかは完成版を発表できると思います。